取材・紹介履歴
平成24年1月7日:日本経済新聞 NIKKEIプラス1 戸田温泉(静岡県)タカアシガニ
「お食事処かにや」へだ本店が、平成24年1月7日(土)発行の日本経済新聞に掲載されました!
■戸田温泉(静岡県)タカアシガニ
富士望み 心身晴れやか
沼津港からのった高速船「ホワイトマリンⅡ」は、激しい波しぶきの中を走る。「すごい」と思っているうちに、鏡のような静かな戸田港(沼津市)へ着いた。わずか30分だ。
桟橋に降り立ってもまだ足がふらついている。港に面した「お食事処かにや」に入って昼食とする。1階は土産コーナー。食事処は2階。港の風景が一望にできる明るい店だ。
港を出入りするポンポン船を眺めながら、メニューを眺める。「刺身定食」「煮魚定食」(各2,100円)など。どれも食べたい。「特選高足ガニ定食(2人前)」は、1匹丸ごと付いて1万6,800円。それを用意してもらった。
駿河湾では大正初期から底引き網でタカアシガニが水揚げされていたが、調理に失敗すると身が水のようになってしまう。1960年ごろから地元の人たちの調理の研究の成果により食用に供せるようになった。「足の関節の所を持って折ると、足の肉がするりと抜けてくる。それをカニ酢やカニミソにたっぷりつけて味わうのが最高です」と、主人の山田隆継さん。自身も光徳丸という船を持っていて、漁にも出る。
身もカニミソも絶品
<こんなにおいしいものを食べたんだから、2012年は絶対よいことがある……>
カニの味とカニミソのにがみが混ざり合った味は、「美味」としか表現できない。まさに至福の時だ。タカアシガニを使った天丼や釜飯(各3,150円)も人気のメニューだ。
※お食事処かにやに関する記事はここまで。以下省略いたします。